新たなエピック歴史の名将シャープール1世が11月21 日に登場します。
シャープール1世
2025-11-21 17:04:34
お知らせ
新たなエピック歴史の名将シャープール1世が11月21 日に登場します。
将軍の紹介
シャープール1世はサーサーン朝ペルシアの第2代統治者です。父アルダシール1世がパルティア帝国を打倒してサーサーン朝を建国した後、内外の多くの課題が後継者であるシャープール1世にのしかかりました。 東ではクシャーナ朝とサカ族が動きを見せ、西ではアルダシール1世に敗れたローマ帝国が再び勢力を盛り返そうとしました。
最大の敵であるローマ帝国との戦いで足を引っ張られないようにするために、シャープール1世はまず東方に出兵してクシャーナ朝とサカ族を平定し、王子たちを現地の王に任命します。しかし後方を安定させている間に、ローマ軍は全面的な反攻を開始し、ニシビスやカッラーエなどの前線要塞を陥落させます。シャープール1世は軍を率いて反撃し、ミシケの戦いでローマ軍を全滅させ、ローマ皇帝ゴルディアヌスは戦死します。後を継いだ皇帝フィリップはペルシアに賠償金を支払い、講和を余儀なくされます。その後、およそ 10年間、ローマとペルシアの間で戦争は起こりませんでした。
ローマが大規模な疫病に見舞われて東方に目を向ける余裕がなくなったとき、シャープール1世はその機会を利用して、ローマとペルシアの間にあるアルメニア王国を服属させます。そして、ローマが保護していた亡命中のアルメニア王族を口実にして、ローマに対して開戦します。
シャープール1世はローマ前線を席巻し、37の要塞や都市を奪取します。バルバリッソの戦いでは、全ローマ領から動員された6万人の大軍を全滅させ、東方の要衝アンティオキアはペルシア軍によって徹底的に略奪されます。7年後には、エデッサでローマ皇帝ウァレリアヌスを生け捕りにするという偉業を成し遂げます。シャープール1世は、生涯で3人のローマ皇帝を打ち破るという前代未聞の偉業を成し遂げます。
ローマとの戦争で華々しい軍功を挙げた一方で、シャープール1世はローマの捕虜たちの扱いによっても、 別の形で歴史に名を残します。建築に長けたローマ兵や技術者たちは、橋と堤防の機能を兼ね備えた「カエサルのダム」という、世界最東端のローマ建築をベルシアに残します。また、学者や医師たちは、シャープール1世が新たに築いた都市・ガンディーシャーブールを、数百年にわたって栄える学術の中心地へと発展させます。

