新たなエピック歴史の名将ドレークが9月5日に登場します。
将軍の紹介
フランシス・ドレークは、エリザベス一世の時代に活躍したイングランドの著名な航海者であり、私掠船長でもあります。若い頃は親族に従って海上貿易に従事し、その後スペインの植民地を襲撃して多くの戦利品を手に入れました。勇敢で決断力に優れ、海戦の才能にも恵まれていたことから、ドレークは急速に頭角を現し、イングランドの私掠者 「シードッグ」の象徴となりました。
1577年、ドレークは命を受けて遠征に出発し、太平洋沿岸への襲撃航路を開拓しました。ホーン岬を回って北上し、スペインの港を次々に襲撃して多くの戦果を上げました。その後太平洋を横断し、インド洋を経由してイングランドに帰還し、マゼランに続いて世界一周を成し遂げた航海者となりました。この航海で得た財宝の半分はエリザベス女王に分けられ、その額は王室の一年分の収入を超えるほどであったため、ドレークは騎士に叙されました。
1588年、スペインは無敵艦隊を組織してイングランドを征服しようと大規模な侵攻を開始しました。ドレークは副司令官として出陣し、艦隊を率いて戦いました 。敵の艦船が大型で鈍重であることを見抜いたドレークは、艦隊を率いて敵艦に密着し、夜間に停泊地を奇襲して船に火を放ち、敵の陣形を混乱させました。敵がやむを得ず出航すると、ドレークは決戦を仕掛け、 遠距離からの砲撃で敵艦隊に大きな損害を与え、北海へと退却させました。この戦いにより、イングランドはスペインに代わって海上覇権を握るようになり、ドレークは帆船時代の名将としてその名を歴史に刻みました。
伝説によれば、ドレークは故郷に戦鼓を残し、「イングランドが危機に陥った時には、この鼓を鳴らせば自分が戻ってくる」と言い残したとされます。その後、 イギリス海軍が世界中で戦う中で、鼓の音が鳴り響いたという噂が何度も立ち、まるでドレークが艦隊を護衛しているかのように語られました。これはあくまで伝説ではありますが、ドレークがイングランドの海洋権と栄光の象徴となっていることを物語っています。
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